Karte.34 僕は視聴した 僕の心のヤバイやつ 感想②

nakatomi02.hatenablog.com

 

前回の感想でね。

 

「市川が聞いてるのを前提に言ってるわね。Eテレなら再放送の可能性もあるし、探せば動画もあるかも。山田も自己評価低いから、まさか市川がググってテレビ見てくれてると思わなかったのね。山田は1番市川に評価されたいのよね」

 

「てあるけど山田の表情に何かひっかかるんだ」

「確かに自分の出てるテレビを見て欲しかったら前もって言うのが普通ね。だとすると見た前提で何か伝えたかった。…答えが出たわね」

「そう。出番はあまりなかったけど私は気にしていないよとがっかりしてる市川を励ますため」

「市川はズッコケてたから掴みはOKね。担当編集さんも山田は能天気と言ってたし」

「ここのブログでは山田は臆病で自己評価が低い市川と同じ説と山田は市川の全てを理解して行動してる説を上げてるけどここでは理解説で山田は市川が自分の事を好きだと自覚しているから自分の出てる番組はきっと視ていて自分の出番がなくて市川が残念がっているのではないかと思い「結構映っていたよね?」と気にしていないアピールをしていた」

「でもその受け取り方だと山田は映ってないのを気にしているよね。映るためには面白さも必要とこだわるのも分かるわ」

「山田も先生も担当編集様も悲劇的に見せて市川や読者を落ち込ませるのをよしとしないから山田の事をこれ以上言及するのはよくないかもしれないけど」

「いいえ。考えすぎぐらい心配してあげても悪いことではないわよ?違っていたら、山田が傷ついてなくて良かったと安堵すればいいし、もし山田が何か抱えていたとしたら、ここで考えたことが山田の何かの助けになるかもしれないわ」

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山田が本屋に行ったのは本の販促ではなく、本好きな市川に偶然出会うのを狙ったかもしれない(市川理解説)

「教室で言ったから、本屋さんに買いに来たところに会えればいいな」

 

 

 

市川は素で山田の生き方に憧れているのだろうが、それは無意識の内にあなたはあなたらしくて良いと肯定する言葉となり、山田を励ますことになった。

山田と市川はお互い支えあいながら生きている。

 

「まあでも。2巻のフォント重ねとあとがきで先生は山市同一説を推したいのは分かる。世間に迎合した方がこのブログも流行るとは思うけど」

「あなたの「好き」を大事にしなさいよ。山田が想像を超えるぐらい市川のことが好きだと考えた方が楽しいでしょ」