Karte.27 僕らははぐれた 僕の心のヤバイやつ 感想①








市川に少女漫画は似合わないと小林さんに言われ理由は分からないが笑って答えた山田。
山田は市川に笑ったことを謝るためにあえてふたりっきりになったと前回、私は推察した。
しかし、素直に謝る事はできない。
素直にありのまま謝ってしまうと市川が好きだという気持ちが彼に分かってしまうから、分かってしまうと市川が山田を抱えきれなくて精神的に負担をかけてしまう。現に市川は山田とふたりっきりにいるところを見られたらと気にしている。
山田は市川に気を遣って「秘密にしてた方が楽しいと思うな」と言った。
しかし、山田はリュクを市川だと思って抱きつく。


ドラフトでも市川を指名し、小林さんに隠す風には見えず、原さんにもいつも市川と図書室にいると言う。
本当は誰の気兼ねなく市川と付き合いたいのではないでしょうか。
だけど市川が秘密にしたいのであれば「私」は秘密の恋をする。
「私」は恋をするよりも市川を守りたい。

泣ける。早く気づけよと市川を攻めたくなる気持ちになるが、市川を守りたい山田の意向を大事にしたいので、市川の成長を願う。