Karte.21 僕の心のヤバイやつ 僕はそっとしておいた 感想






















小林さんは山田のこと好きなのだと思う。それは友達としてなのか恋人として好きなのか本人もはっきり分からないと思いますが、山田が図書室へ市川に会いにいくのを阻止したり確かめに行ったりするのは山田に何らかの感情を持っているのは間違いない。
自分には好意を向けてもらえない。
小林さんは寂しかったのでしょう。
だから人からの好意に嬉しくなってしまった。舞い上がってしまうのも無理ありません。
私は山田過激派なので小林さんのチョロさに正直ええっ!?と初見なったのですが、自分を振り返って思いました。
私だって同じ状況であれば舞い上がります。

小林さんの山田への悪口は自分をしっかり止めてくれないあてつけでもありますね。小林さんが山田を庇うように小林さんも自分を庇って欲しかったのでしょう。

山田は悪者になって小林さんを止められなかったね。
小林さんは悪者になって山田にけじめをつけた。
市川は今回不介入を決めた。
あくまでも山田小林二人の問題なので介入が適切か難しいところではある。
山田はなぜ市川が図書室へ入らないのか不満そうだったので小林さんとの仲を解決とまではいかなくても話を聞いて欲しかったはずだ。
1人になりたいのなら市川のいる図書室へは行かない。15話のように1人階段の踊り場で泣く。
まだ市川が踏み込めないのが山田との心の距離があり残念。
市川は自分の自意識に負けないで小林さんのように山田のため必要であれば悪役を被るような気概を示して欲しかった。

山田小林を見てラブコメで必ずしも付き合う恋が成就するとは限らない現実を突きつけられた回でした。山田市川はがんばって。